そこらへんのくたびれちゃった人のよもやま話

どこにでもいる、ちょっとヨレてる人があーだこーだつらつら書き散らかします。

落下傘のようにゆっくりと

 30代も秒読みとなってきました、今日この頃。

 30代になると、老いを感じるよ〜。と何故か自慢げに嘆いている諸先輩がたを見てきて、数年前までは「いやいや、自分よりもそんな歳変わんないのに急激に変わるわけないでしょ。」と受け流したものですが、最近はその言葉の意味を理解し始めました。

 もともと、脂っこいものが好きなのですが、去年とかまで美味しく食べられていたものが、今食べると脂身にやられたのか頭が痛くなってきたりします。

 あるいは、激しい音楽を好んで聴いていたのが、ギターのトラブルをブースト気味の音だったり、ボーカルのギャーギャー叫んでいるのだったりが、これまた頭痛をもたらしたりするものです。

 一番の悩みが、それまで食べたら食べた分だけ太っていたのが、食べた以上分太ってしまうことです。

 数ヶ月前まで着られていた服がきつくなったり、明らかに体が重く感じる。

 ただ、節食するにも唯一の楽しみが週末に美味しいものを食べるだもんで、やる気にもなれない。(禁欲して、自分を変えようという気分にもなれないのも老いているということでしょうか。)

 では、運動したらいいじゃないかというところですが、私は幼少期からの運動嫌いが染み付いてしまっているもので、いるかいないかもわからない読者の皆様もおわかりと思いますが、この歳まで形成された性格というものは、変えられません。逆にこの歳で性格がそう簡単に変わったら、それは人格崩壊ではないのでしょうか。

 かくして、少しでも減量しなければという危機感だけを抱いて行動はほとんど変えないという、なんともダメな大人になってしまったわけです。

 年末も近くなってきましたが、来年の抱負は「現状維持」というところでしょうか。今年はこれだけ体型もだらしなくなったし、色んなところで弱くなってしまったし、これ以上のマイナスを出さないと言うところが精一杯でしょう。