そこらへんのくたびれちゃった人のよもやま話

どこにでもいる、ちょっとヨレてる人があーだこーだつらつら書き散らかします。

何も失う覚悟のない奴が全てを得ようとするな

私は人生で何を得たでしょうか。何も得ていません。

今日友達と飲んでてなぜそんな人生なのかわかりました。

私は何も失う覚悟がないのです。

その友達たちは、彼らは全てを失っていて、その分得ているのです。

必ずしも全てを失ったからと言って何かを得られるわけではない。

失ったところで彼らは死ぬほどの努力をして、今何かを得ることができている。

中途半端に何かを持っている人間が努力したところで、そんな努力は所詮中途半端な努力にしかならない。

何もかもを失ってそれでもなお、全てを取り戻そうとする中途半端な人間には辿り着けない次元の努力を彼らはしている。

私にはそれを語ることもましてや想像することも許されないようなものだ。

だから、今何も得られない同胞たちよ。

社会、国家、時代、そう言うものを悪者にしている浅はかな私たち。

搾取されていると叫ぶな。

我々は搾取されるべくしてそうなっているんだ。

我々は目先の幸福とか安心感を拠り所にするがばかりに何も得られていないのだ。

全てを得ることができるのは全てを失う覚悟が出来るものだけなのだ。

我々は、お前らは、お前は、ぬるま湯に浸かっていながら被害者ヅラをして、独りよがりな思いを垂れ流しにしている、生き物として最底辺にいるのだ。

それも自覚できなかった私も、お前らも、世間の底に溜まって、上から降ってくる霞を取り合って、日々を消費していくしかない。

私たちに物を言う資格はないのだ。